共依存

 

 

 共依存とは依存症者のパトナーが依存症者に必要とされることで自分の価値を見出し、依存症者、パートナー共に依存してしまう状態のことです。誰かに頼りにされると、嬉しくなってもっと手伝ったり、おせっかいを焼きたくなってしまうかと思います。でも、かえってその行動が依存症者の依存を強めてしまい、結果として生活が破綻してしまいます。また、パートナーだけでなく、親子や友人、上司などとの関係でもこのような関係が起こりえます。

 まずは自分の行動が問題を悪化させていること、そして依存症者に対してどう対応するかを考えることが治療の一歩になると言えます。

 

 依存症者からの暴力や暴言に傷ついているのならば、警察や市役所、女性センター等に相談しましょう。問題の解決も大切ですが、まずはあなたの心と身体が守られなければいけません。日々つらい思いをして自分を追い詰める必要はありません。当センターはもちろんですが、必ず助けてくれる人がいます。

 自分から相談窓口に連絡するのが難しければ、当センターでお話をうかがい、相談者さんの許可があれば他機関へ情報を提供することも可能です。生活が困窮していることもあるかもしれません。その時はご相談いただければ、相談者さんのご負担にならないようカウンセリング料金を割引いたします。

 

群馬県伊勢崎市のSKILLSカウンセリングセンター

飯島博之(臨床心理士・公認心理師)